雲の湧き上がるように。


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均一な可能性、異質な顕在的性質
レム・コールハースの
『錯乱のニューヨーク』(筑摩書房)より。

「マンハッタンのブロックは、不文律としてのグリッド哲学においてはすべて等しい大きさで、またとりわけ等しい価値を持つので、全体のうちでたったひとつのブロックの変化であっても、潜在的可能性としては残りすべてのブロックに影響を及ぼす。理論的には各ブロックは魅惑の人口施設を閉じ込める自足的囲い地に転ずることができる。
 ところが、こうした可能性にはまた、根本的な孤立という要素も含まれている。すなわち、都市はもはや多少とも均質なテクスチャー、つまり相補的な都市的断片の寄せ集め(ルビ:モザイク)ではなくなり、各ブロックは基本的に自らを頼りとして、島のように孤立して存在することになる。
 マンハッタンはブロックという陸の群島になるのである。」

ブロックに並び立つ摩天楼を個人として読むなら
実に僕たちの状況そのままに見える。

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