雲の湧き上がるように。


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「私」は世界とともに埋没する。(あなたは引き上げてくれるだろうか)
さて、断続的に話は続いていく。

「私」というものが
必要によって、そうさせられている
ということまできた。

では、それにもかかわらず
つまり、表面的に「あなた」がいるのに
「私」が遊離感を味わってしまうとしたら何故なのか。

それは「あなた」が類型化されつつあるということだ。
「あなた」がブラックボックスであることに
かわりなくとも、ともかく
一定のレスポンスを返し、出力だけを受け取る
「私」にとってはその内部の機構は問題ではない。
あるひとつの「キャラ」として定式化されるなら
それは安定した文法を持ち、
つまり、「私」と「あなた」の世界は安定化する。

というか、世界と「私」の蜜月を
揺るがす「あなた」の存在はもうない。

当初、「私」と世界とのまどろみから
引き起こし、別の世界という幾分か不快感をともなって
あらわれた「あなた」は
もう一度「私」の(世界の)中に取り込まれる。

「あなた」という必然性が消えたところで
「私」という必然性も消える。

次は「あなた」という必然性がなんなのかについて考えるかな。

| 虚構を抱えた現実を抱き締めて | comments(0) | trackbacks(0) |
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